JAのサービス
信用事業(JAバンク)
信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業務を行っています。この信用事業は、JA・信連・農林中金という3段階の組織が有機的に結びつき、「JAバンク」として大きな力を発揮しています。
また、JAバンクでは、「JAバンクシステム」、「JAバンク・セーフティーネット」を構築しております。これにより、組合員・利用者により一層の安心をお届けしております。
貯金業務
組合員はもちろん、地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かりしております。普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的・期間・金額に合わせてご利用いただいております。
また、公共料金等の各種料金のお支払い、年金等のお受取り、給与振込等もご利用できます。
貸出業務
組合員への貸出をはじめ、地域住民の皆さまの暮らしや、農業者・事業者の皆さまの事業に必要な資金を貸出しております。また、地方公共団体・農業関連産業などへも貸出し、地域経済の質的向上・発展に貢献しております。
さらに、株式会社日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融機関等の融資のお取次ぎも行なっております。
為替業務
全国のJA・信連・農林中金の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、当JAの窓口を通して全国のどこの金融機関へでも振込・送金や手形・小切手等の取立てが安全・確実・迅速に出来る内国為替をお取扱いしております。
サービス・その他
当組合ではコンピュータ・オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種自動支払や事業主の皆さまのための給与振込サービス、自動集金サービスなどをお取扱いしております。
また、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行・信用金庫などでも現金の引き出しのできるキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めております。
共済事業
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆様の生命・傷害・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障しています。事業実施当初から生命保障と損害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされているさまざまな保障・ニーズにお応えできます。
営農指導事業
JAの営農指導事業は、農業経営の技術・経営指導、農畜産物市場の情報提供、新しい作物や技術の導入等、組合員の営農支援のための活動を行っており、その中で、農業の技術・経営や農畜産物販売について農家の相談相手になり、経営指導を行っています。
営農指導は、個々の農家の技術・経営の指導だけではなく、地域農業戦略の策定、企画業務も担っています。また、近年では、農業の将来の担い手を指導・育成し、安全な農畜産物の生産指導、農作業安全確保のための取り組み等の役割も重要になっています。
営農指導事業に係る費用の一部は正組合員からの賦課金でまかなわれるほかは、全てJAの他部門の収益によってまかなわれます。
直接の利益はもたらしませんが、将来的に他の主要事業と結合して強化推進の役割を担うと共に、JAが担う最大の目標である「組合員の営農と生活の発展」に極めて重要な役割を果たしています。
経済事業
販売事業
組合員が生産した農畜産物を販売することを「販売事業」と呼んでいます。組合員が作ったものをどう有利に販売するかは、組合員の所得を高めることになる最も重要な事業です。
販売活動の過程で、需給の動向に合わせて農産物を出荷したり、付加価値を向上したりするために、生産物を一定期間貯蔵・保管したり加工する場合もあります。
JAの販売事業のうち「共同販売」することを、「共販」と呼びます。共販をすることによって、農畜産物の数量がまとまり、一定レベルの品質が均一にそろうことから、市場で有利販売が可能になります。1人1人の力を合わせてスケールメリットを発揮することも協同組合の強みの1つです。
生産物を有利に販売する一方で、消費者の農畜産物に対する安全志向の声に応えるため、生産履歴の記帳を推進するなど、消費者に信頼される安全・安心な国産農畜産物の生産・流通に努めています。
購買事業
組合員の生産費削減に向けて低コスト資材の活用や省力化技術の導入を進めており、新たな肥料・農薬等の開発・普及拡大に取り組んでいます。
また、肥料や農薬の取りまとめ購入や、大型規格化による価格抑制に加え、施肥・防除の体系的省力技術によるトータル生産費削減の支援に取り組んでいます。